自己紹介
はじめまして、関場翔と申します。現在は、原町区にある父の実家で暮らしています。幼いころから土遊びが好きで、2022年に農業法人へ就職し、米や野菜づくりに取り組んでいます。
日本で古くから馴染みのある木造建築や伝統建築に関心があり、大学では建築学デザインを専攻。建物の構造や組み立て、基本設計などを学び、実務経験はありませんが2級建築士の資格を取得しました。
大学卒業後はグランドホテルへ就職し、東京や大阪でホテルマンとしての現場経験を経て、既存ホテルのリノベーションを担当しました。材料倉庫に眠っている絨毯を使って床をリッチにしたり、建付け家具の修繕をしたりと、予算内で工夫しながら取り組むのは勉強になり、おもしろかったです。
一方で、将来的に家族のそばで暮らしたいという思いがあり、転職を機に南相馬市へ移住。都会の暮らしは刺激的で楽しかったのですが窮屈さも感じていて、地方でのびのび暮らしたいという気持ちもありました。
南相馬にきてからは、市役所職員として5年働き、2022年4月、農業法人へ転職して今にいたります。
やりたいこと
古民家を自分で改修し、マイホームと憧れの暮らしを手に入れたいです。自分で食べるものを自分で育て、電気などインフラもできる範囲で自分でつくる、自給自足の生活をイメージしています。インフラは公共の水道や電気を利用しつつ、ソーラーパネルでの発電や薪エネルギーを活用するハイブリッド型を考え中です。
敷地には、自分で手入れできる程度面倒みれる大きさの畑を作って野菜を育てたいと思っています。薪ストーブで暖をとったり、羽釜でごはんを炊いたりもしてみたいですね。納屋と、木材工加工ができる作業場もつくって、家具のDIYや修繕をして、理想の生活づくりをしていきたいです。
私の暮らしぶりをみた友人が、尋ねてきてくれたら、より一層嬉しいです。農業をやっている話をすると「農機具に乗ってみたい」と興味を持ってもらえることがあるんです。家の畑で体験できなくても、職場の農場と連携すればできることもあるはず。ゆくゆくは民泊のようなかたちで、知人でなくとも来てもらえる仕組みをつくりたいと考えています。
やりたいことへの想い・理由
学生時代から、古い建築を改修してつなげていく仕事をやりたいと思っていました。なので、今回探す物件も古民家を希望しています。雨漏りなど大規模修繕もできるので、「こんな状態だけど大丈夫……?」という家もそのまま内見し、購入してから直したいです。
修繕も含め、セルフリノベーションにお金をかけたくて、物件や敷地の購入予算は抑えめの希望です。私自身、今の希望額が十分でないことは承知しているのですが、予算内でやりくりする面白さは経験済み。DIYアイテムも進化しているので、業者さんに頼むまでしなくても、できることはたくさんあるはずです。
また、自給自足の暮らしを目指す背景には、東日本大震災もあります。供給されるインフラがなく、孤立した状態になっても、生きていけることを目指しています。
実をいうと、農業は移住したタイミングで始めたかったんです。農業セミナーに通い、いろいろ相談もしていたんですが、風評被害の影響が懸念されていて、その時に始める決断はできなかった。なので、こうして農業ができるようになって嬉しいし、続けていきたいです。
できること
建物内装の修繕
オリジナルの家具をつくる日曜大工、建付け家具の扉を綺麗にするなどのリメイクのほか、雨漏りなどの大規模修繕まで可能です。実務経験はありませんが、2級建築士の資格をもっており、建物の基本構造を理解したうえでDIYすることができます。
宿泊にまつわるサービス全般
ホテルマンをやっていたときに、ベッドメイキングや清掃業務などの宿泊準備を経験しました。
物件への要望
建物は大きさよりも、部屋数が多いことを希望します。友人や地方の暮らしを体験したい人などに訪ねてもらった時に泊まれるような環境を整えたいです。
また、隣家との距離がとれる敷地面積がほしいです。薪ストーブや薪風呂をやってみたいと思っているので、煙が出ても気にならないくらいの距離。人を招いたときに、多少ワイワイしていても構わないぐらいの距離があるといいです。